イベント 信州浪漫紀行








































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信州の小京都〜飯田
飯田藩主脇坂候の個性が息づき、桜の巨木が今に伝える





中央アルプスと南アルプスに抱かれた城下町飯田は「信州の小京都」と呼ばれる歴史と伝統に培われた町。
上方文化の玄関口として華やかな文化を花開かせ、江戸町、馬場町、長姫町など地名にも城下町としての名残をみることができます。信州の中でも独自の文化をもつ飯田には、祇園祭りや掛け軸を生活の一部として取り入れる京文化の影響を受けていたり、また文楽を伝える人形浄瑠璃も伝わるなど、多彩な民俗芸能が培われてきた文化的な風土が色濃く残る町でもあります。
そんな飯田も春になると一斉に桜色に覆われます。飯田城主・脇坂候が弥陀の四十八願にちなんで領内四十八寺堂に桜を植えたといわれ、飯田には樹齢三○○年以上の老桜やひときわ樹形の美しい銘桜が数多く残っているのです。その桜の風情は圧巻で、時代をみてきた桜達の思いが一時の桜色となり私たちを魅了しているといっても過言ではありません。
飯田城主の影響は多く、毛利氏は「小京都」の基礎となる道路整備を四○○年前に手がけたり、南アルプスの自然の恵みを享受できことから全国名水百選の「猿庫の泉」の発見で、十二代城主堀氏は茶の湯に親しみ、早くから茶の湯文化を開花させたため、飯田には老舗和菓子屋が多く、和菓子文化も楽しめるといった、その時代ごとの城主の持ち味が、今の飯田市の特色となっています。
今年の春の訪れを告げる老桜に逢いに行きながら、飯田の町を、文化を愉しんでみませんか。



【元善光寺】
本田善光卿が一光三尊の本尊を迎えたのが起源。その後長野市に遷座され(善光寺)、ここ飯田には木彫りで同じ御尊像が残され「元善光寺」と呼ばれるように。善光寺と元善光寺の両方詣らないと片詣りといわれる。
◆9:00〜17:00
問/0265-23-2525




【大平宿(おおだいらしゅく)】
飯田から大平峠を越え中山道妻籠に通じる大平街道の途中で栄えていたのが大平宿。映画のロケ地にもなっているほど風情漂う宿場町。
問/大平宿をのこす会 0265-53-6060




【重要文化財旧小笠原家書院】
寛永初年(1624)頃、小笠原長巨によって建てられた。舞台づくりの書院は全国的にも珍しく、地方豪族の居館で江戸初期にさかのぼる書院遺構は全国でもここだけ。
◆9:00〜17:00 休館日:月曜・祝日の翌日
大人300円/0265-27-4178





【黒田人形浄瑠璃】
下黒田諏訪神社祭禮奉納定期公演
4月9日(土) 19:00〜、4月10日(日) 13:00〜
夏には7回目を迎える「いいだ人形フェスタ」も開催されます。市内約100の会場で国内国外から、180劇団300ステージが繰り広げられます。




【黒田人形奉納】
飯田は人形の町。国の選択無形民俗文化財に指定されている黒田人形の起源は元禄年間と古く、人形とは思えぬほどの動きが見る者を魅了する。演じられる舞台も人形浄瑠璃専門に創られたもので、国の重要有形民俗文化財に指定されている。




【竹田扇之助記念国際糸操り人形館】
竹田人形は寛文年間(1660年頃)に大阪道頓堀で生まれた日本の代表的な糸操り人形劇団。一座は消滅したが、操り人形の名手竹田三之助が再興し、その息子扇之助が人形作家・喜之助と共に、映画・TV等世界の檜舞台で活躍。これらの優れた人形と絵画で兎集したコレクションを飯田市に寄贈。世界一美しい、劇人形美術館として定評。並びの県指定・南信唯一のハンヤエヒガン枝垂れ桜も必見。
◆9:00〜17:00/月曜・祝日の翌日/
大人400円/0265-23-4222



おすすめのお食事処


【割烹 柚木元】
京懐石の名店で修行した主人が創るのは、和の心を大切にした繊細で上品なオリジナル懐石。自然のものを取り入れた器で季節感を演出した盛り込みなど、地元の食材、旬の素材を使い、京文化の影響を持つ飯田の風土にアレンジした逸品。
◆11:30〜22:00/不定休/
昼2,500円〜夜3,500円〜/0265-23-5210