
今回は、冬、越冬のためにシベリア方面から渡来する小鳥、アトリを紹介します。蓼科では10月下旬〜4月末頃までの間、出会う事が出来ます。この鳥の名前の由来については、「集まる鳥」から来ているという話もあるほど、大きな群を作る事で知られています。 渡ってきた直後は数十羽(数家族、親戚一同)程度の群ですが、3月末〜4月頃、春の渡りの前には群がどんどん大きくなり、この蓼科でも数百羽の大きな群を見る事が出来ます。 グレーや黒の頭とオレンジ色の胸に白い腹が特徴で、カラマツをはじめとする樹木の種子や草の種、粟などの穀類を食べます。頭部の色は、幼鳥とメスは明るいグレーで、オスの成鳥はかなり濃い黒に近い色をしています。晩秋の渡来直後には、オス・メスの違いはそう極端ではないのですが、春先、シベリアへの北帰行が近付くにつれ、メスはより淡い色合いに、オスの頭部がどんどん黒が濃くなり、白い部分はくっきりとして、いっそうコントラストの強いはっきりした色合いに変化します。 さて、そろそろ冬の森に彼らと出会いに行きましょうか。

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