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中山道と甲州街道が出会う街 下諏訪

中山道と甲州街道が出会う街
歴史の面影があちらこちらに残る下諏訪でぶらりと裏路地を歩く


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下諏訪温泉は、かつて甲州街道と中山道の分岐点として、栄えた宿場町。参勤交代の諸大名や行商人はもちろん、諏訪大社の門前町として参拝者の訪れも多く、一時は40数件の旅籠があったといいます。また下諏訪は豊富な温泉が湧く、湯の街でもありました。今も当時の面影は、本陣岩波家の奥座敷や名園をはじめ、出梁造りや千本格子の古い町並みに見られます。そんな街道の宿場町としての下諏訪には、もう一つの顔があります。それが、現在も生活に息づいている網の目のように存在する裏路地。
「下諏訪には鎌倉に似たよき路地がある」と小林秀雄が語ったように、下諏訪温泉にはいくつもの裏路地があり、岡本太郎、宇野重吉、白州正子、田辺聖子、永六輔、小沢昭一をはじめとする多くの人々が下諏訪の路地を愛し、さまざまな語録とともに、下諏訪を舞台に作品を残してきました。
一歩足を踏み入れれば、時が遡ったかのような空間・裏路地。
いつの時代もひっそりと見守り続けてきた生活に密着した下諏訪の裏路地をそぞろ歩いてみませんか。豊かさを求められている現代だからこそ、ゆっくりと裏路地と対峙しながら散策する時間は私たちに何かを残してくれるはずです。

町立歴史民俗資料館
roman07_p1.jpg中山道・甲州街道の合流地下諏訪。当時の反映を物語る江戸時代の宿場民家を保存する資料館。特に温泉などの貴重な資料もあるほか、宿場の商家の遺構を留めています。

営業時間/9:00~17:00
休館日/火曜、祝日の翌日、年末年始
料金/大人220円
TEL/0266-27-8827

町立今井邦子文学館(旧「松屋」)
roman07_p2.jpg邦子の実家であり、旧中山道の茶屋「松屋」を復元した建物。アララギ派の女性短歌社「明日香」の創始者として活躍した女流歌人今井邦子の足跡をたどります。

営業時間/9:00~17:00
休館日/火曜、祝日の翌日、年末年始
料金/大人220円
TEL/0266-28-9229

万治の石仏
roman07_p3.jpg春宮の近くにあり田圃の中に鎮座する阿弥陀如来の石仏。この姿が興味深いと岡本太郎氏も絶賛するほど。岡本太郎氏筆による石碑や案内板が町内に点在する。




町立諏訪湖博物館・赤彦記念館
roman07_p4.jpg諏訪湖畔にたたずむ舟をイメージした外観が特徴。諏訪湖独特の漁法や暮らしのほか、諏訪の生んだアララギ派の歌人島木赤彦の足跡を紹介。

営業時間/9:00~17:00
休館日/火曜、祝日の翌日、年末年始
料金/大人350円
TEL/0266-27-1627

下諏訪宿本陣岩波家
roman07_p5.jpg参勤交代の諸大名がとまった奥座敷や中山道随一といわれた名園があり、中山道中秀逸の京風数寄屋造りを誇る。また諸大名が宿泊の際に掲げられた関札も残る。

営業時間/9:00~17:00(冬季)
休館日/無休
料金/大人400円
TEL/0266-28-7055

東洋のスイス 下諏訪ならではの博物館2館

諏訪湖時の科学館 儀象堂
roman07_p6.jpg江戸時代から現在までのさまざまな時計が展示され、時計史が楽しめる。また900年前に中国で発明された水運儀象台は水駆動による大型天文観測時計装置。世界で唯一完全復元された。

営業時間/9:00~17:00(冬季)
休館日/2月第3水・木曜日
料金/大人800円
TEL/0266-27-0001
URLhttp://www.gishodo.jp


諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館
roman07_p7.jpgオルゴール生産では世界的なシェアを誇る地元三協精機製作所のスイス・ドイツなど貴重なアンティークオルゴールなど、貴重なコレクション約150点を展示。オルゴールづくり体験もできる。

営業時間/9:00~17:00(冬季)
休館日/無休
料金/大人800円
TEL/0266-26-7300
URLhttp://www.someikan.com


お土産に

新鶴本店
roman07_p9.jpg秋宮の横、塩羊羹で有名な下諏訪の和菓子の老舗。塩羊羹はまさに職人の技が生きた逸品。その他、売切御免の幻の名品といわれる「新鶴饅頭」は予約必須。

営業日/8:30~18:00
定休日/日曜
TEL/0266-27-8620
URLhttp://www.shinturu.com

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