【第1回】休養のための蓼科だった
大阪に住みながら信州を訪れる事が多かった。
穂高有明の「工房の森」を発起した知人の版画家のアトリエで個展を開催していただいたことを機に、信州とのご縁が急速に増えた。
夏の軽井沢では18年間個展を開催している。その行き帰りに必ず蓼科で休養をとっていた。
1998年、東急リゾートタウン蓼科に鹿島画廊というスペースがあった。何度かオーナーとお会いする内「個展をやろう」と話は進行していたが、オーナーが体調を崩され実現しなかった。
2000年、軽井沢の展覧会を終えて帰り道、久し振りにリゾートタウンを訪れ、旧鹿島画廊をのぞいてみると、何やらイベントを催している。タウンセンターを訪ね「展覧会を催したい」と係りの方にお話しすると「春のゴールデンウイークにやりましょう」とスムースに話は決まった。
2001年の春、大阪で満開の桜を見終え、蓼科を目指す。
多くの方々に見ていただいた「せせらぎ館」の展覧会を終える頃、界隈でもやや遅い開花と言われる蓼科湖の聖光寺の桜を満喫して大阪へ帰るという毎年が始まり、今年で8年目を迎えた。
今年は夏も「せせらぎ館」で展覧会を開催する事になりそうだ。
自然の中で新鮮な大気に触れ、多くの方々とお会いするのが楽しみである。














