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迎春

【蓼科の今】

本日の蓼科の天気は粉雪の舞う薄曇 気温は8時半現在マイナス8.7度、9時でマイナス7.6度となっております。真冬日からの脱却がかすかに期待できるかも。

昨日は未明より雪で終日除雪作業でしたが、夜間は満天の星空、よく冷えましたが、朝方より曇ってきて寒さも一段落といったところです。

 タウン内の道路は前面着雪しております。

 

TC東面.jpg TC横面.jpg

谷川の様子.jpg 

表紙の写真は今月22日に東京に行った際、赤坂の日枝神社の前で見つけた梅の花。

 

 難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花

 

この正月も百人一首カルタをした。紀貫之らの古今和歌集の序文で紹介している王仁(わに)の歌と言われているこの歌は、競技の前に詠み上げることが多い。蓼科との気温の格差には驚かされる。

 

さて今回は笊ヶ岳(ざるがたけ)2629m、布引山2584mを写真を中心に紹介する。

 

布引山ガレ.jpg

  布引山ガレバ

 

梅雨の最中の7月6日、まずまずの好天に恵まれ赤石山脈の白根南嶺の1座笊ヶ岳に登る。静岡県側の畑薙ダム側からのルートもあるが、蓼科からは山梨県早川町雨畑からのルートが近く、日帰りが可能である。

 

 雨畑の奥の老平(おいだいら)の駐車場を出発する際漁協担当者に声を掛けられたが最後、この日も独り登山を愉しむことになった。熊圏だというのに鹿1匹遇わなかった。駐車場先の馬止めを越えると道幅の狭い林道を歩く。林道終点の直ぐ手前から登山道となり、時々崖の上から水のシャワーを傘で避けながら進むところもあるが、やがて奥谷沢広河原の渡渉地点に到達する。

広河原.jpg

  広河原の渡渉地点  岸向い中央が登山道

増水時は注意が必要であるが、私は2本のストックを使い石渡りで、難なく靴を脱がずに渡り切る。ここからが布引山山頂まで急登の連続であり、時間の稼ぎどころである。多数のコアジサイが歓迎してくれる。途中朝食ともう1回檜横手山頂で休憩しただけで布引山に到達したが、山頂の手前の崩壊したガレバに出ると正面に聖岳、上河内岳が聳え、ギンリョウソウなど少しだった花がミヤマハンショウズルやヨツバシオガマ、ミネウスユキソウなど急に増え景色が一転する。

 

布引から聖岳.jpg

正面に聖岳を望む

 

布引がれ場.jpg 布引山頂.jpg

  布引ガレ                 布引山山頂

笊ヶ岳コアジサイ.jpg

 山麓周辺に群生するコアジサイ

ただここから細かなブヨと蚊の中間のような大群の虫に取り付かれ、山頂でも休憩をする気になれず、笊ヶ岳とのコルまで行き中間食をとり、笊ヶ岳山頂に出る。途中からガスが発生し山頂での眺望は生憎で、赤石や荒川は頭を雲に隠して、小笊さえもガスに見え隠れする有様であった。

 

赤石聖方面.jpg

  聖岳・赤石岳方面生憎頭は雲の中

 

笊岳山頂.jpg

  笊ヶ岳山頂 写真の左側ハイマツの下に三角点がある

 

ミヤマハンショウヅル.jpg 

   ミヤマハンショウヅル

 

山頂は狭いものの邪魔するものはいないのでゆっくりと食事をし休憩した。駐車場から山頂まで5時間50分を要した。下山は山頂から駐車場まで4時間15分。昼休憩も入れ10時間40分の山旅であった。

 

看板縮小.jpg

 

因みに駐車場の看板にあるように一般的には上りだけで11時間強を要する山なので布引山頂の平地などで1泊することをお勧めする。標高差にして約2200m強ある。道はしっかりついており迷うことは先ずないでしょう。なお早川町役場によると現在でも昨年の台風12号15号の災害により通行不能とのことである。

                                  平島

 

 

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