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諏訪湖を覆う、緑のじゅうたん

【蓼科の今】

こんにちは。本日のブログ担当岩下です。今朝AM8時の気温は20℃、元気にセミが鳴いています。

さて暑い夏は涼を求めて川や湖へお出かけされる方も多いかと思います。今回は諏訪湖についてご案内しましょう。

この時季諏訪湖の湖面は、一面緑色に染まっています。よく見るとそれは水の色ではなく、「ヒシ」という水草が繁茂していることがわかります。



ヒシ写真1.JPG        

 

 

ヒシ写真2.JPG        葉や実の形から"菱型"の語源ともなったヒシは、昔は食用にされ、忍者は"まきびし"として使ったとか。ヒシは元来諏訪湖に自生していた植物で、水中の窒素・リンを吸収して水質浄化に一定の役割を果たす反面、枯れて沈降した際の水質悪化、腐敗した際の悪臭、漁船操業への支障等の問題が発生し、湖中への光を遮って他の生物の生育を妨げたりもします。


ヒシ写真3.JPG        このため長野県や諏訪湖環境改善行動会議、周辺市町村、漁協、学校、民間ボランティアなど、さまざまな人たちによってヒシの除去作業や堆肥化の研究が行われてきました。


ヒシ写真4.JPG       2012年からは県がヒシの「刈り取り船」を導入し、除去作業が効率化されましたが、浅瀬や河川などでは人力で抜き取らなければなりません。


ヒシ写真5b.JPG        除去されたヒシは湖岸の乾燥ヤードへ運ばれ、その後大部分は堆肥化施設へ搬入して、有用微生物を混ぜ堆肥が作られています。
 富士見町のみのり建設では、この堆肥を「すわっこヒシパワー」という商品名で販売しています(注:今年できた分は完売したそうです)。

  みのり建設ホームページ

ヒシ刈り取りのボランティアに参加する、堆肥化された製品を使うことなどによって、私たちも諏訪湖の環境保全に協力できるかもしれませんね。

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