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信州の山

信州の山 冬編

 冬はやはり里山など低山から純白の富士山やアルプス、八ヶ岳などの展望がお勧めである。空気の冷たく澄み渡った時時刻刻に姿を変える山肌と夕焼け、また柔らかな太陽光線が明るく染める山脈を眺めると、もう他に何が要るのだろう。正に神々しさとは冬山の展望を言うのではなかろうか。そんな展望に優れた山を紹介することにしよう。

●霧訪山 (1、305m)
 蛍で有名な辰野町から国道153号線を塩尻市に向かう途中に小野宿がある。ここに名刹小野神社・弥彦神社の2宮が鎮座する。この弥彦神社脇が登山口への入口であり、田んぼと林の境界に駐車場が整えられている。あかまつ林で秋はきのこ山として止め山になっている登山道はいきなり急登である。現在鉄塔が立つ城址まで登ると展望が開け道も緩やかとなる。その後は緩急を繰り返しながら時折名札をつけられた樹木を覚えながら見通しのない登山道をひたすら登る。
 頂上は狭いが360度の展望が開け、正面に北アルプス、東に美ヶ原から八ヶ岳、さらに南アルプス、中央アルプス、とぐるりと見渡すことができる。祠とベンチがあり、ゆっくり山々を眺めながらのお昼とする。登り口から1時間程度である。下山は往路を戻るのが分かり易い。筆者は左に進み登山口までループする道を取るが急勾配で道が整備されておらず、分かり難い。また雪も深いのでそれなりの装備も必要となる。頂上から前方へ下りると塩尻口に出る。こちらのルートは春山野草が豊富でお勧めしたいが、登山口までが分かり難く、また駐車場がない。
 帰路はミズバショウの時節はみどり湖経由でミズバショウを見て塩尻から高速に乗るか、反対に枝垂れ栗森林公園経由で岡谷に出るのもよい(但し冬季は通行止め)。5月中旬ならツツジで有名な鶴峰公園に寄るのも楽しみである。
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●霧ヶ峰・車山 (1、925m)
 展望とスノーシューと言えば霧ヶ峰界隈は外せない。夏ニッコウキスゲやハクサンフウロ、ヤナギランなどで人気のこの山(高原)は車山を最高峰として3つの高層湿原を有し、360度展望の山としての人気は高く、車で肩まで行けてしまう山である。年間を通じて楽しめる山である。改めて紹介するまでもないが日本百名山の1つでもあり1度は訪れていると思われるが、冬のスノーシューハイクも楽しみだ。汗をかきながら雄大な展望に見惚れるのもよし、雪原をどこまでも快適に走破するのもよし、様々なルート選定が可能なので時間に関係なく大自然を満喫できる。車山は肩からだと1時間もあれば行けてしまうので山頂を極めるというより高原を散策することを目的としたいルートである。とにかく好天の日に訪れることをお勧めする。帰路の車窓からの眺めも夏にも引けを取らないが、見惚れて運転を誤らないよう凍結路には注意して運転していただきたい。