こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時の天候は曇り、気温は16℃となっております。
さて、岡谷市の「イルフ童画館」ではいま、地元出身の童画家武井武雄の「生誕130年記念新コレクション展」が開催されています(6月17日まで)。
“イルフ”とは、武井武雄が作った造語で、古い(フルイ)の反対の意味だそうです。
今回の展示では、2023年度に新たに収蔵作品に加わった作品の中から、童画・版画・刊本作品が展示されています。
赤鬼と青鬼を主人公とする「赤ノッポ・青ノッポ」の童画はユーモアと優しさに溢れ、新聞の連載から90年ほど経った現在でも面白く楽しめました。
また、約300名の会員だけに実費で配布された「刊本作品」は、装幀や函、印刷全てが美しく、一見の価値があります。
武井武雄はデザインなど多岐に渡って作品を残しています。
岡谷市内には、時計や橋の欄干、公共施設の壁画、商店街の街路灯、デザインナンバープレートなど、さまざまな場所で作品に触れることができます。
新緑の美しい季節、武井武雄の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。
イルフ童画館ホームページ
http://www.ilf.jp/