あけましておめでとうございます。タウンセンターの岩下です。
今朝8時の気温は-2℃、天候は曇りとなっております。タウン内は昨晩降った雪がうっすらと積もり、路面が滑りやすくなっていました。
本年も、東急リゾートタウン蓼科をよろしくお願いします。
さて、今年の干支は辰(龍・竜) ということで、昨年に引き続き長野県の辰(龍・竜)に関する話題を集めてみました。
茅野市塚原の惣持院境内にある白岩観音堂は、初代立川和四郎が初めて棟梁を務めた建築物で、正面上部の欄間に「龍」の彫り物があります。
立川流は江戸時代中期から信濃国諏訪郡を拠点として活躍した宮大工集団で、彫刻を得意としていました。
惣寺院では立川流の彫刻コレクションを観覧することができます。彫刻の見学は事前にお問い合わせください。
惣持院 電話0266-72-6049
諏訪大明神は龍(あるいは蛇)の姿をしているともいわれています。
諏訪大社の「御柱祭」や高島城祭では、「諏訪龍神の舞」が披露されています。
勇ましく天空を巡った2体の龍が諏訪の地に降り、身を寄せ合ってとぐろを巻く「二重とぐろ」がクライマックスです。
次回の御柱祭は2028年(令和10年)です。
諏訪大社上社本宮で授与される、茅野市出身の日本画家岩波昭彦氏により描かれた干支の絵馬は、毎年、大変人気のアイテムです。12枚収められる額もあります。
諏訪地方に伝わる龍神伝説は地元でも親しまれています。
その昔、出雲地方で開かれた神様の集まりに大きな龍の神様(諏訪明神)が現れました。あまりに巨大な顔しか見えないので、他の神様から「顔は見えるが体はどこにあるのじゃ」と問われました。すると「首はこの社を七巻半しておるが、体は出雲までの途中の国々にまたがり、尾は諏訪湖のほとりの高い木に掛かっておる」と答えました。
出雲の神は「そのような大きな体では、ここまで来るのも一苦労であろう。諏訪の明神様はここまで来られなくてもよいので、ここで決まったことは伝令を使わせてお伝えいたそう」とおっしゃられました。以降、諏訪明神は出雲へ訪れることはなくなり、諏訪地方は”神在月”になりました。(絵本「諏訪の龍神さま」より)
茅野市玉川原山(笹離宮の近く)にある、(有)南信資材恒例の正月飾りです。
材木を束ねた高さ約4m、幅約6mの大きな飾りは、すっかり正月の風物詩となりました。
茅野市神長官守矢史料館では、1月4日より恒例の干支にちなんだ古文書の展示が行われます。
リュウノヒゲ(竜の髭、別名ジャノヒゲ(蛇の髭))はキジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草で、林縁や樹木の下、野原などに生えています。細い葉を龍に見立てたとの説もあります。
茎は食用、根は生薬の材料として咳止めや滋養強壮に効果があるそうです。
タレントの峰 竜太氏は下伊那郡下條村の出身で、長野県観光大使を務めています。
2023年には、子どもの支援や観光振興の功績により、紺綬褒章を受章しています。
道の駅 信濃路下條 「そばの城」には、「竜太〇〇」と名のついたお土産がたくさんあります。
近くの実家である「スーパーさかや」では、「竜太ワイン(赤・白)」やそば焼酎「竜太」を売っています。
長野県の龍(竜)に関する話題はいかがでしたでしょうか。
今年が皆様にとって、素敵なリゾートライフが送れる年となりますように。