こんにちは。タウンセンターの岩下です。今朝8時の気温は16℃、天候は晴れとなっております。
信州では江戸時代から養蚕・製糸業が盛んでした。
明治時代、生糸が国の主要輸出物になると、政府は高品質である証として出荷時に生産工場の商標をつけさせました。
いま、信州各地の工場で使用された「生糸商標」がコレクションカードとして配布されていますので、ご紹介しましょう。
生糸商標カードは輸出用に使用されたため、工場名、生糸(Raw Silk)、製糸(Filature)、日本製(Maid in Japan)などの情報が英語で書かれています。
デザインのモチーフには日本を象徴する風景や植物、動物などが描かれ、同じ工場でも生糸の太さや品質などの等級によって色やデザインが違っています。
現在、28種のカードが各施設で無料配布されています。
また、シークレットカードが4種類あり、所定の地域で所定枚数を集めるともらうことができます。
美しいカードを集めながら、信州のシルクの歴史に触れてみてはいかがでしょうか。