Diary 蓼科便り

蓼科周辺の湧水

こんにちは。タウンセンターの岩下です。今朝8時の気温は22℃、天候は曇りとなっております。

茅野市の水道水源はすべて湧水・井戸水などの地下水を利用しています。
今回は、災害で断水した時にも役立つ、水量が豊富な湧泉をご紹介しましょう。

 

【大清水水源】

茅野市米沢にある大清水水源は霧ヶ峰の伏流水が湧出しているもので、茅野市最大の湧泉です。
給水施設があり、汲むことができます。水道水源のほか、地区の農業用水や生活用水としても使われています。
場所は Google map で「茅野市大清水」と検索すれば出てきます。

 

【一本ザワラ水源】

茅野市湯川の一本ザワラ水源では、大清水に続き茅野市の2か所目の給水所が整備されました。
場所は音無川に架かる県道諏訪茅野線「馬流橋」の北約200mの市道沿いで、Google map で「湯川新湧水」と検索すれば出てきます。

 

【白樺湖第二水源】

白樺湖の東岸、茅野市と立科町の境界付近の湖岸道路下に白樺湖第二水源があります。
周囲の岩の間からは豊富な地下水が湧出しています。
すずらんの湯近くの「八臣の雫」は井戸から地下水をくみ上げていますが、こちらのほうが汲みやすかもしれません。

 

【水眼の清流】

諏訪大社上社前宮の脇を流れる水眼(すいが)の清流は、約1km上流に源流があります。
湧出地点には小さなほこらが祀られ、御柱が建てられています。林道と山道を歩かなければなりませんので、汲みに行くのは大変です。

 

【蓼科第二水源】

標高1,450mにある蓼科第二水源は、北八ヶ岳の伏流水が湧出しているものです。
現地では湧出している様子は見ることができませんが、その水はペットボトルに詰められ、「TATESHINA WATER」の商品名で市役所などで販売されています(一覧ページの写真)。

TATESHINA WATER(YouTube)

 

水道水は塩素による殺菌処理を行っていますが、天然の湧水には多かれ少なかれ大腸菌や一般細菌が混入しています。どんな名水でも、これらが時間とともに増殖しますので、飲用される際には湧かして使うことをお勧めします。

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