Diary 蓼科便り

ツッコミは関西風

皆様こんにちは

本日は6月13日金曜日

蓼科は朝肌寒さを感じましたが15:30で23℃

晴れており爽やかな風が吹き抜ける、非常に過ごしやすい一日でございます。

いやー…こんな日は事務所にこもらずバイクでツーリングしていたいっ!

なんて不届きな事を考えつつ、本日もブログ進めてまいりましょう。

 

さて、本日のブログ。

何だか、様々な方から「兵藤さんの美味しいお店のブログ参考にしてます!」

なんて恐縮してしまうありがたいお言葉を最近やけに仰って頂く機会が増えまして…

いや~ありがたいのですが…

美味しいお店に特化したテーマにしているつもりはないのだけれど…汗

と、ここ最近のブログを見直してみましたところ………

……美味しいお店ばっかりやんけっ!! と、自分でツッコミを炸裂させております…。

いやいや、これはわたくしのカラーに合わない。

もっとこう…学術的なとか、哲学的なとか、歴史的に…とか…

う~む、どこかで軌道修正しなくては…。

 

というわけで、本日はこんなお店をご紹介。

「やなのうなぎ 観光荘」さんです・

はい、すいません、結局美味しいお店でございます。

いや~どうしてもご紹介させて頂きたくて…笑

 

実はこちらのお店、前々から気になっておりまして、

ここも、いつか行ってみたいお店リストの一つでございました。

先日ようやくお邪魔する機会を得ましたので、こちらでご紹介をば。

 

今回伺ったお店は松本店で、本店は岡谷の天竜川のほとりにございます。

天竜川のほとり?

キーワードでございます笑

 

さて松本店

内装はこんな感じ。

 

もともとこの場所にあった古民家を改装して営業なさっている店舗で、

建物の歴史は古く、100年は経っている建物です。

非常に立派で味がある古民家。

この古民家に入るだけでも満足度は高いわけですが、

肝心のウナギも絶品♪

 

今回はひつまぶしを試してみました。

 

観光荘は関西風のうなぎでございまして、蒸さずにじっくり焼き上げるタイプ。

関東風と関西風では焼き方が違うわけですが、もう一つ違うところは開き方。

関西は背開き、関東は腹開き。

よく言われるのは関東、江戸は武士が多くいる江戸幕府のお膝元。

腹開きだと切腹に繋がり縁起が悪いとされたから。

有名なお話ですよね。

ですが、実は、焼き方の違いから開き方が変わったというのが正しいという説も。

関東は蒸し焼きの為身が柔らかくなってしまい、串を打つのに腹開きだと

串が効かず身が崩れてしまうからというお話。

実際背開きにした方が身がしっかりした方から串を打つので、

なるほど串がちゃんと身を支えてくれて蒸し焼きでも焼きやすいというわけ。

 

そんなうんちくを思いながら、人生初の関西風のうなぎを食してみましたが…

お、美味しいっ!

関西風の焼きは香ばしさと程よい歯ごたえがあり、

これはこれで絶品でございます。

 

関東風と関西風の境目は天竜川と言われております。

なるほど、天竜川のほとりにお店を構える観光荘さんならではですね。

 

ちなみに、「観光荘」の店名のいわれですが、

いわゆる「観光 sightseeing」 ではございません。

じつは岡谷本店の所在地が大きく関係しております。

天竜川のほとりと申し上げましたが、じつは観光荘があるあたりは

かつてホタルが多くみられた場所。

今は辰野町が有名ですが、昔は天竜川の清流はホタルが飛び交う自然豊かな場所でした。

「ほたるの光を観る荘(やかた)」で観光荘と名付けられたというわけ。

なんとも粋で情緒のあるお名前でございます。

 

今はあいにく見られなくなったほたるですがそのお名前に

かつての良き時代、飛び交うほたるを眺めつつ関西風の香ばしい鰻に舌鼓を打った

そんな風景が偲ばれます。

 

「やなのうなぎ 観光荘」さん

今年のイチオシと申し上げても良いかな。

オススメ致します。

 

本日のブログは結局血眼になって美味しいものを探しさまよう兵藤がお送り致しました。

(そろそろ別の話題を準備するかぁ……)

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