こんにちは。タウンセンターの岩下です。今朝8時の気温は24℃、天候は晴れとなっております。
諏訪郡富士見町は「赤いルバーブ生産日本一」の町で、年間35トン以上が栽培されています。
先日、収穫体験に行ってきましたので、ご紹介しましょう。
ルバーブは、シベリア原産の多年草で、タデ科ダイオウ属の食用に栽培されている植物です。
葉には毒性があるため食べられませんが、利用される茎はレモンに似た酸味とセロリに似た食感が特徴となっています。
また、食物繊維、アントシアニン、カリウム、カルシウムなどが豊富に含まれ、生活習慣病の予防や美容に効果があるとされています。
ルバーブは、ヨーロッパや北米で薬用、食用として広く栽培されていたことから、1920年代に上水内郡信濃村(現信濃町)の野尻湖畔や北佐久郡軽井沢町など、外国人避暑地の周辺で栽培が始まりました。
標高約900メートルから1400メートル程度の高原地帯に位置する富士見町では、その気候を生かして2004年頃から赤いルバーブ栽培が始まり、町の特産物となっています。
今回お世話になった農園では、畑に2種類のルバーブが栽培されており、1kg単位(約30本)を目安に収穫しました。
収穫の方法を教えてくださるので、思ったより簡単でした。
ルバーブの茎を生でかじると、強烈なレモンのような味がしました。
ルバーブは、さまざまな加工品や料理に利用されています。一般的なものはジャムで、そのほか、ジュースやピューレ、クッキー、パイ、各種スイーツ、ピクルス、カレー、ビールなどに用いられています。
ルバーブのジャムを作るときは、茎の皮をむかずにそのまま細かく刻み、砂糖と混ぜあわせ、1時間ほどおいて水分が出てから加熱すると、15分ほど出来上がります。
A・coopファーマーズ富士見店や富士見町内のリゾート施設、道の駅、茅野市のたてしな自由農園などで、ルバーブやその加工品を取り扱っています。
また、富士見町ルバーブ生産組合や各ルバーブ生産者によるネット販売もあり、全国各地のデパートにも出荷されています。
富士見パノラマリゾートでは「ルバーブソフトクリーム」を販売しています。
レストランには和風根菜ルバーブカレー(土日祝限定)、山賊ルバーブカレーがあります。
ルバーブの摘み取り体験は6月から10月まで、富士見町内の農園で実施しています。 興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
富士見町ルバーブ生産組合ホームページはこちら
https://fujimi-aka-rhubarb.jimdoweb.com/
今回お世話になった農園はこちら。
かぼちゃん農園ホームページ
https://kabochan39.com/