Diary 蓼科便り

諏訪地方の個性的な石仏

こんにちは。タウンセンターの岩下です。今朝8時の気温は21℃、天候は晴れとなっております。

今回は、諏訪地方の個性的な石仏をご紹介しましょう。

【地蔵寺 寝地蔵】

諏訪市岡村にある地蔵寺は、1584年(天正12年)に創建された曹洞宗のお寺です。1689年(元禄2年)に、諏訪藩主三代諏訪忠晴により、高島城鬼門除けのため現在の位置に移転されました。
諏訪湖を望む日本庭園には、木魚を枕に寝姿のお地蔵さまが祀られています。

 

【頼岳寺 灯ろうの中の石仏】

茅野市ちの上原にある頼岳寺は、1631年(寛永8年)に開創された諏訪藩主初代諏訪頼水ゆかりのお寺です。寺領百石を有するなど江戸時代には大きな力を持っていました。
入口の立派な石灯篭の火袋の中には、小さなお地蔵さまが置かれています。

 

【北大塩 双体道祖神】

諏訪地方にも、個性的な双体道祖神がたくさんあります。
茅野市米沢北大塩地区には、抱擁している双体道祖神が祀られています。

 

【横谷観音境内 舟石】

茅野市北山の横谷観音平には「舟石」と呼ばれる石仏があり、人頭で体が蛇のお姿がみられます。
「宇賀神」ともいわれ、地元では五穀豊穣などの祈願をしているそうです。

 

【尾片瀬神社 巡礼地蔵】

富士見町富士見とちの木の尾片瀬神社では、笈(おい)を背負っているお地蔵さまをみつけました。笈は、修験者や修行僧が仏具・衣類・食器などを入れて背負う、脚つきの箱(バックパック)です。

 

人々の願いが込められた仏さま。ご関心のある方は訪ねてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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