Diary 蓼科便り

諏訪地域のいろいろな橋

こんにちは。タウンセンターの岩下です。今朝8時の気温は13℃、天候は曇りとなっております。
今回は、諏訪地域にあるいろいろな橋をご紹介しましょう。

【長野自動車 岡谷高架橋(岡谷市)】

岡谷高架橋は、中央自動車道と長野自動車道の分岐点にある、長さ約600m、高さ約60mのコンクリート橋で、1986年(昭和61年)に開通しました。
技術面や景観的に優れていたことから、土木学会の田中賞作品部門を受賞しています。
現在、2022年から7年間に及ぶ大規模リニューアル工事が行われています。

 

【諏訪大社下社春宮 下馬橋(下諏訪町)】

諏訪大社下社春宮の前にある下馬橋(げばばし)は、下社で最も古い室町時代の建造物で、町の文化財に指定されています。
普段、人が渡ることはできませんが、2月1日のと8月1日の遷座祭には、御霊代(みたましろ)を載せた神輿が通ります。

 

【大河原せぎ・滝ノ湯せぎ とい(水路橋)(茅野市)】

江戸時代に、坂本養川が茅野市一帯に水路網(せぎ)を整備しましたが、その際に川を渡るために工夫した工法の一つです。
写真は渋川に架かる滝の湯せぎの橋で、県道富士見原茅野線の渋川大橋から下をのぞき込むと見られます。

 

【茅野市運動公園 リスの歩道橋(茅野市)】

上川に架かる公園大橋を渡り、茅野市運動公園の坂を登っていくと歩道橋があります。その山側をよく見ると、橋桁に沿って板が取り付けられています。2012年(平成24年)に茅野市が設置しました。
これは、道路で分断された森林の間をリスが安全に往き来できるように造られたもので、「アニマルパスウェイ」と呼ばれています。実際にリスが渡る様子が確認されており、「ナニコレ珍百景」でも紹介されました。

アニマルパスウェイhttps://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/report/2015_01/#:~:text=%E9%81%93%E8%B7%AF%E3%81%AE%E7%B7%8F%E5%BB%B6%E9%95%B7%E8%B7%9D%E9%9B%A2,%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%82%82%E6%B7%B1%E5%88%BB%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

【多留姫文学自然の里 柳影橋・ながれ橋(茅野市)】

大泉山南麓の柳川にかかる、おそらく諏訪地域唯一のつり橋です。四季折々、多留姫の滝の絶景が望めるビューポイントとなっています。
その下流側にある“ながれ橋”は、洪水の時には流されますが、片側がワイヤーロープでつながれているため、元に戻すことができます。

 

【甲州道中 旧國界橋(富士見町)】

旧國界橋は、富士見町と北杜市の県境を流れる釜無川に架かる旧国道20号の橋です。
1929年(昭和4年)竣工のプレートガーダー橋で、主桁材が欄干を兼ねている中路構造です。
長野県側には電柵があり入ることが出来ませんが、山梨県側からは通行可能となっています。

橋は、人や車、動物、神様、水など、さまざまなものを渡す通り道となっています。
皆様も時には足を止めてご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

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