蓼科の今

2月16日は寒天の日

2016.02.16

こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時の気温は-8℃、天候は晴れとなっています。昨日のブログにもありましたが、一気に真冬へ逆戻りしました。路面の雪はだいぶ解けましたが、日陰など凍結箇所がありますので、ご来荘の際は冬の装備をご用意ください。

 

1.160216寒天モニュメント.JPG        茅野商工会議所、長野県寒天水産加工業協同組合では、2005年2月16日、テレビ番組で寒天が取り上げられ全国的に有名になったことを記念して、この日を寒天の日と定めました。
茅野駅西口には、寒天をイメージしたモニュメントが建っています。


角寒天は天草・おごのりを原料として作られる「ところてん」を固め、屋外に運び、厳冬の寒気で凍結融解を繰り返し、約2週間かけて乾燥させて出来ます。
宮川・金沢・米沢・北山などの地区では、真冬、田んぼに角寒天の並んで干してある風景が見られます。

 

2.160216寒天発祥の地.JPG        諏訪地方では冬の寒さを利用した天然角寒天造りが、今から約170年前に始まりました。
玉川地区の長円寺の少し上には、寒天発祥の地の石碑が建っています。


 

3.160216寒天蔵.JPG        宮川地区には、3~4階建ての古い寒天蔵がいくつか残っています。元は岡谷・諏訪地方で使われていた繭蔵でした。

 

4.160216寒天製品.JPG        角寒天は80%以上が食物繊維からなっており、工場生産の粉寒天では失われてしまうアガロペクチンが多く含まれています。
そのためコレステロールを低下させ、糖尿病・ガン・心臓病など生活習慣病の予防に効果があるといわれています。

 

5.160216寒天祭り.JPG        茅野市宮川にある松木寒天産業では、今日2月16日まで「寒天まつり」が開催され、寒天の試食や様々な寒天商品の販売をしています。
写真は寒天を煮るのに使用していた釜で、現在はもっと大きなサイズのものが使用されているそうです。

 

茅野をはじめ諏訪地方では、おもてなし料理に寒天が多く使われています。タウンのホームページに会報誌蓼科日和で連載した「寒天こばなし」を掲載しておりますので、ご参考になさってみてはいかがでしょうか。

 

寒天小ばなし


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