蓼科の今

自然の造形 雨氷

2016.02.11

こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時30分の気温は-9℃、天候は快晴となっております。昨日も良い天気だったせいか、タウン内の道路はだいぶ路面が見えてきましたが日陰などは凍結箇所がございますので冬の装備は必要です。

 

1月末から2月上旬にかけて大門峠や塩尻峠を越えると、そこには山の木々がみな凍り付きキラキラと輝く"ガラスの森"が広がっていました。

1.160202雨氷.JPG 

 

2.160202雨氷.JPG       

 

3.160202雨氷.JPG        この現象は『雨氷(うひょう)』と呼ばれるもので、0℃以下でも凍らなかった過冷却の雨水が、樹木や草に付いて凍り付いたものです。

 

4.160202雨氷.JPG        ひとしきり写真を撮って美しさに慣れた頃あたりを見回すと、木々は氷の重さで大きく曲がり、枝や幹が折れてしまったものがたくさんあることに気がつきます。全山では大きな被害になっていることでしょう。
氷の重さは、木1本あたり1tに達するという試算もあります。


 

5.160202雨氷.JPG        また倒木や落氷により道路が通行止めになったり、電柱が折れたり、鹿防止柵が壊れたりするなどの被害もありました。


自然は時としてとても美しい光景を見せてくれますが、一方でそれが災害に結びつくこともあります。
冬の蓼科にお越しになりましたら、雪と氷の様々な造形をごらんください。

 


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