木曽馬の里

2022.06.20

こんにちは。本日のタウンセンターブログ担当の岩下です。今朝8時の気温は19℃、天候は曇りとなっております。

 今春、大河ドラマに木曽義仲が登場し、義仲ゆかりの地である信州は大いに盛り上がりました。
 義仲が当時騎乗していたのが木曽馬で、長野県の天然記念物に指定されており、その歴史は1,300年以上といわれています。

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木曽馬は古墳時代後期にはこの地域で飼育されていた日本在来馬で、体高約133センチメートルの中型馬です。
 夏でも気温が低く、山に囲まれた厳しい自然環境で長年飼育されたためか、丈夫で粗食に耐え、蹄は硬く蹄鉄を打つ必要がありませんでした。

 義仲の活躍で木曽馬は全国へ知られることとなり、多い時には数千頭が飼育されていました。また、農耕馬として1960年(昭和35年)頃まで地元の農家が大切に育てていました。現在は木曽郡内で42頭、全国で135頭が飼育されています(2022年4月1日現在)。

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御嶽山のふもと、開田高原にある木曽馬の里では約30頭の木曽馬を保護・育成しています。

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 乗馬体験のほか、今春生まれた仔馬の愛らしい姿などを見ることができます。

 開田高原 木曽馬の里ホームページ

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開田郷土館には、開田高原の歴史や人と馬の暮らしに関する資料が展示されています。
 馬の医術書などは、とても興味深いです。

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木曽馬の里では、木曽馬グッズや保護育成を応援するサポーターチケット(1枚300円)が販売されています。

緑の美しい季節、木曽馬の里に足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
なお、白樺湖池の平ファミリーランドでは、いま、木曽馬の引き馬のイベントをやっています。

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