管理体制

リゾートヴィラ管理組合【その2】

縁の下の力持ち、リゾートヴィラ管理組合によるヴィラ外回りでの業務を紹介いたします。

リゾートヴィラ管理組合では安全かつ快適なヴィラ環境づくりのために、清掃・点検などの施設管理を行っています。こまごまとした作業ではありますがとても重要である日々の清掃作業をご紹介いたします。季節ごと変化する作業はその年の気候によって様子が違うことも多々あります。今この時に最適な方法は何であるのかを見極め、各スタッフ工夫を凝らして作業に努めています。その作業によって多くのオーナー様の笑顔に出会えることを願い、心をこめて活動しています。タウンの中で季節の移ろいをいちばん身近に感じながら働いているのがヴィラ管理組合の清掃スタッフなのかもしれません。それでは、スタッフの実際の作業風景を写真と共にご覧ください。

ヴィラ横の側溝です。雪解けと共に流されてきた葉や枝が落ち込み、かなりの量が溜まっています。このままにしておくと雨水配管がつまり、溢れ出し法面の崩壊につながるのでこまめに取り除きます。雨水が滞ると”ドブ”化してしまい、衛生的によくありません。

側溝に積もった枯れ葉。

鋤簾(じょれん)などを用いてさらいます。

こんなにたくさんの枯れ葉が落ち込んでいます。

初夏になると植物がいっせいに芽吹いてきます。樹木の青々とした様子はとてもすがすがしいものですが、建物やオーナー様の安全を害すほどに成長してしまった植物は伐採しなくてはなりません。ただし、むやみに切るのではなく、景観を保ちながら通行の妨げになる部分だけ枝を払ったり、「この木は残してほしい」などといったオーナー様のご要望も尊重して作業を進めます。

法面の保護・害虫除けに、傾斜地の草刈りも。

安全な通行のため、通路に出た枝を切り落とします。

秋には落ち葉が降り積もります。意外に滑りやすく危険ですのであなどれない存在です。ヴィラは棟によって造りが違いますので、それぞれの構造に合った手順を考えてブロアーを吹き、効率よく一ヶ所にまとめてから片付けます。他にも、各ヴィラの水抜き作業や樹木の冬囲いなど、厳しい蓼科の冬にむけ越冬準備を進めていきます。

ブロアーの風力でていねいに吹き飛ばします。

落ち葉は掃き出し口から戸外へ。

集めた葉はまとめて処分します。

冬にもっとも頻繁に行う作業といえば、なんといっても雪かきです。スタッフ全員が確実に安全な雪かき作業ができるよう、本格的な冬を迎える前に安全講習会を行います。オーナー様に安全に過ごしていただけるよう、細かな場所までていねいに除雪していきます。時には朝から何度も作業を行うこともあり、丸一日雪とたたかい続ける日もあります。

戸口の雪はくせもの。きっちり取り除いておかないと凍ってドアが開かなくなります。

屋根の雪が落ちやすい場所や、凍結しやすい通路は、危険防止のため閉鎖します。

建物の様子を見ながら案内表示を出します。