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管理体制

冬季の除雪

タウンセンターでは、リゾートタウンの美しい環境や安全を守るため約30名のスタッフがさまざまな業務を分担しています。
今回は冬期の除雪についてご紹介します。

約1ヶ月を費やして行われた一斉水抜き作業が終わりを迎えました。秋のこの一大業務を終えると、冬はもうすぐそこまで迫ってきています。目に見えて日も短くなり、景色も一気に寂しくなってきます。息をつくまもなく、タウンでも冬支度が始まります。

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歩道はどこ?

高冷地である蓼科の立地から、どうしても避けられないのが降雪です。オーナー様に安全に過ごしていただくため、こまめな除雪作業が欠かせません。高所では1,300mにもなるタウンは市街地に比べると多くの降雪があり、道路や建物の凍結などに悩まされます。タウンの除雪作業はスタッフが総出で行いますので、全員がシーズン前に事前講習会に参加し安全な作業と除雪の方法について勉強します。例年行っている除雪業務ですが、冬期限定の作業のためどうしても前回の作業から1年近くのブランクが空いてしまいます。慣れや勘だけで行うことは事故につながりますし、それによって作業が滞ることでオーナー様にご不便をお掛けする訳にはいきませんので、どのスタッフも真剣に受講します。

通行量が多い幹線道路や広い支線の除雪は大型ドーザで行います。乗用車などにはないたくさんのレバーを操作し、雪を寄せたい方向にプラウ(雪かき部分)の角度を合わせ微調整しながら作業を行います。除雪ドーザはかなり大きな機械ですが見た目に反してずいぶん繊細で、マンホールのふたなどのちょっとした部分でも回避操作が必要であったりと、なかなか操作が複雑で神経を使います。

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この角度が重要です

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往復して丁寧に雪寄せします

除雪後、同じ道を戻りながら、車のわだちなどにより出来た凹凸を取り除き路面を平らにします。これにより、ハンドルをとられてスリップするのを抑制します。また、寄せ雪の壁をそのままにしておいては道路の通行範囲も狭くなりますので、なるべくガードレール際まで拡幅し車路を確保します。除雪機を走らせる道順や雪の寄せ方にも知識が必要です。支線や建物の入口を無視して除雪していくと、寄せ雪の壁ばかりになり脇道に進入できなくなりますので、考慮して除雪車を運転します。

歩道部分や細い支線は小型の除雪車で作業し、前部から取り込んだ雪をブロアーで飛ばしていきます。この除雪車でも入れない部分や細かな箇所は人力で除雪します。雪が降り続ける日には繰り返し行いますので、除雪作業で一日終えることも多々あります。

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雪をどんどん吹き飛ばします。

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戸建て別荘の駐車場、通路などの除雪も有償にて承っております。

除雪車による作業中はとても危険ですので近寄らないでください。従事しているスタッフは常に安全に配慮しておりますが、作業で舞い上がった雪で視界が悪いこともございます。また、除雪車は非常に大きな音を出しますので運転しているスタッフには周囲の音が聞こえません。
なお、除雪車は低速にて作業させていただいております。通行の妨げとなる場合もございますが、より多くの方の安全を確保するために最大限の努力をしていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

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通路ができました

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除雪車にもチェーンは必須

冬期の道路は降雪の下で凍結していることが多く、想像よりスリップしやすく危険です。必ずスタッドレスタイヤでご来蓼ください。道路状況や雪対策など、お困りの方はタウンセンターまでご相談ください。

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普通車用スペースには収まりません

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左ハンドルのうえに、このレバーの数