蓼科の今

温泉に入る野生のサル

2016.01.11

こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。AM8時30分の気温は-4℃、天候は晴れとなっております。今日も日中はよいお天気になりそうですが、天気予報によっては明日、雪の予報が出ているようです。今後の情報にご注意ください。

さて今日は、先般取り上げた温泉に入るサルが好評でしたので、詳しくご紹介しましょう。

ニホンザルは、哺乳綱サル目オナガザル科マカク属に分類され、ヒトを除いたサル目の現生種では最も北(青森県下北半島)まで分布しています。長野県内では、下高井郡山ノ内町にある地獄谷野猿公苑で、気軽にその姿を楽しむことができます。
ここでは戦後ふもとのリンゴ園がサルの被害にあったことから、有害獣として駆除する許可が下りました。しかし駆除に反対した初代苑長が、リンゴ畑から離れた上流で餌が足りれば畑への被害はないと、3年がかりでサルの群れを手なずけ、1964年に開苑しました。


1.160103スノーモンキー.JPG           有名となったサルの温泉は、近くの旅館の露天風呂へ子ザルが入浴し、大人のサルがまねをしたのが始まりで、その後専用のお風呂が整備されました。入浴するのは雌と子ザルで、雄ザルはほとんどいません。


2.160103スノーモンキー.JPG        今では"スノーモンキー"の呼び名で人気を集め、世界中から観光客が訪れるようになりました。


3-1.160103スノーモンキー.JPG         

 

3-2.160103スノーモンキー.JPG           苑内や周辺では様々なサルの姿を観察することができますので、写真や動画の撮影にはうってつけです。


4.160103スノーモンキー.JPGこんなに可愛らしい姿を間近で見られるのですが、相手は野生ですからいくつか注意すべき点があります。

①触ったり、おどかしたりしない。
②食べ物を見せたり、与えない。
③イヌや猫は入場できません。
お風呂のサルに近づき過ぎて、持っていたスマホを取られてしまった人もいるそうです。

冬期は土日や年末年始に、長野電鉄湯田中駅から予約制のバスも運行しています。
少し足を伸ばして、今年の干支サルの生活を垣間見てみるのもよろしいのではないでしょうか。

地獄谷野猿公苑


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