蓼科の今

蓼科周辺の筆塚

2017.08.26

 こんにちは。本日のブログ担当の岩下です。今朝8時の気温は19℃、天候は小雨となっております。先ほどまで茅野市内は一時強い雨が降っていました。

 茅野市内には、「筆塚」という石碑があちらこちらに建っています。いつも車で通っていて目に付いていたのですが、今回少し回ってみました。

 筆塚は、江戸時代から明治時代にかけて、寺子屋の門弟により師の功績を称える碑として、あるいは使い古した筆を納める塚として各地に建てられました。石碑は筆の穂先に似た形をしているものが多いのも特徴です。


【茅野市北山湯川】

170803写真1.jpg       ビーナスラインから国道152号(大門街道)に入り上田方面に進むと、滝の湯川の左岸に功徳寺があります。その南側の三叉路に筆塚が建っています。
 2mを超える大きな石碑です。


【茅野市米沢】

170803写真2.jpg       ビーナスラインの塩沢口バス停(梅月のあるところ)から集落内に入り、旧道のT字路を右折。朝倉山の茅野市不燃物処理場方面へ進むと、中部電力米沢水力発電所があります。その手前(西側)の三叉路に筆塚があります。


【茅野市湖東】

170803写真3.jpg      メルヘン街道(国道152号、国道299号)の湖東新井交差点(T字路、茅野消防署北部分署のあるところ)に、筆塚はあります。


【茅野市玉川和田】

 

  170803写真5.jpg                    ビーナスラインの本町古屋敷交差点(ファミリーマートのあるT字路)から市街地に入り、粟沢橋を渡って坂を登ります。和田入口バス停の路地を左に入ると、まもなく左手に筆塚があります。近くの行屋で寺子屋をやっていたのでしょうか。


【茅野市宮川坂室】

170803写真4.jpg                   国道20号茅野交差点(メリーパークのあるところ)から旧道を原村方面に進み、弓振川を渡ってすぐ、川沿いの農道に入ったところに筆塚が建っています。

 

江戸時代後期には現在の茅野市域に54の寺子屋があったといわれています。茅野市ちの上原にある名刹頼岳寺の入口、国道20号の交差点(冒頭の写真)付近にも、「柿沢翁」と「土橋翁」という"有名な"筆塚がありました。多くのホームページ等で紹介されていますが、現在その所在は不明となっています。ご興味のある方は、探索されてみてはいかがでしょうか。


 



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