蓼科の今

鳥居~鳥居・・・前宮まで歩いてみた・初春

2018.01.06

お寒うございます。本日のタウンセンターは朝9時でマイナス6度、昼12時でプラス1.5度。

ここ数日タウン内の道路状況は相変わらず、標高の高い地区は雪景色、センター地区付近の幹線では雪はほとんど見えませんが、氷点下の気温が続いているので凍結箇所が多く、ご来荘にはお気をつけください。

さて、新年明けてから晴れやかな陽気が続いてたので、ふと思い立ち茅野駅から諏訪大社・上社前宮まで歩いてみました。(でも気温はとっても低いのですよ・・・)

②駅前鳥居.jpg駅前郵便局の前の石鳥居が参拝道の始まり。往年の人びとはSLに乗ってきて駅からこの道を歩いて諏訪大社に詣でたのでしょうね。

参拝道は、どこかで手に入れたイラストマップを持って・・・(どこで何の店だったかなぁ?)

茅野めぐりマップ.pdf

③マップ.jpg

 ほどなく「達屋酢蔵神社(たつやすぐらじんじゃ)」。 普通には名前が読めない・・・。

写真撮ってたら近所のおじさんが寄って来て神社の話をしてくれたのでした。

諏訪大社と同じ神林から御用材を伐り出せる特権を有した唯一の神社で立派な御柱が立っていること、領地境界の世話したことがその由来であること・・・と。(勉強になるなぁ)
大きな欅の巨木と、隣接の横内不動尊の不動さまも興味深く拝見しました。(立派)

④-1達屋酢蔵.jpg  ④-2達屋酢蔵.jpg

のらりくらりと街中を歩いて国道20号線を横切り、横内中央公園でネコヤナギ、上川では凍った川水の写真撮って、20号線バイパスと中央道の高架下をくぐって、宮川を渡って・・・。
川沿いの土手をウォーキングする人の姿がちらほら見えました。春には土手の桜並木が素敵でしょうか。

⑤宮川の赤橋.jpgと、上社前宮に到着。

正月らしく参拝者も多いのでしたが、厳かな雰囲気は上社本宮とはまた違う趣きでした。
法被を着たボランティアガイド(?)おじさんが参拝者に話しかけているのでした。

⑥-1前宮1.jpg   ⑥-2前宮2.jpg

面白いもの見つけました。
石柱(社号標)にある「官幣大社諏訪上社前宮」の文字の「官幣(かんぺい)」部分がセメントで塗り潰されています。
不思議、と調べたら・・・第2次大戦後の政教分離策で、国家による神社の社格制度が廃止された名残らしく、国家神道でなく民間信仰だよ、という意味合いだったようです、当時。
それでも官幣は消したけど「大社」の文字はしっかり残しました、って。

総本社である「諏訪大社」ってこのあたり(旧社格:中社小社より大社はエライ!)からきてるんですね。(・・・勉強になるなぁ。知ってる人は知ってるでしょうけど)  ⑦前宮社号標.jpgのサムネール画像

イラストマップでは、上社本宮や御柱ゆかりの木落とし公園、川越し公園が近いのですが・・・それはまたの機会に。(体力なくて・・・)

茅野駅の石標には「上社 西一里、前宮 西二十丁」とあるので、それぞれ約4Km、2Km強くらいでしょうか。

前宮まで片道30分、とも言われますが・・・あれれ?どこを歩いたのか私は片道小一時間かかっています。(のらりくらりと往路はもっとかかってますけど)

昔の人は、諏訪大社上社まで茅野駅から徒歩で参拝したのです。

私は、1万歩以上歩いたので、今日はこれで良し、と。

⑧前宮から八ヶ岳.jpg

2018年、今年もよろしくお願いいたします。

本日の担当は、新年の諏訪大社のおみくじは「第8番中吉」の田中でした。(去年より運勢良くなったな・・・)

 

 
 
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